地域をリードする先進的でWell‐beingなまちづくりを目指して。
   ~広域連携と官民連携による賑わい創出への挑戦~

 

 新年明けましておめでとうございます。社会・経済・暮らしの環境変化による厳しい世相が続きますが、町民の皆様には穏やかな初春をお迎えのことと存じます。また、日頃の町政への温かいご理解とご協力に対し心より感謝申し上げる次第です。
 さて、昨年は物価・エネルギー高に加えてトランプ関税や国際情勢の影響に振り回された一年でした。国内の政治面では、高市政権が誕生し、高い支持率のもと期待感も生まれているようです。しかし、人口減少・働き手不足や少子高齢化に歯止めはかからず、災害の激甚・頻発化やコミュニティ機能の低下等多くの分野で困難な課題に直面しています。また、住民の安全・安心な暮らしと利便性向上に資するために、地方創生2・0や自治体DXの推進とともに地域や組織の枠を越えた連携の在り方が問われていると感じたところです。
 本町では、中心性・拠点性・利便性といった特徴を存分に活かしながら、地域をリードする先進的でWell‐being(心身と社会が健康で幸福な状態が継続すること)なまちづくりを目指してきました。具体的な重点事業の一つに、白石川右岸の賑わい交流拠点施設整備の推進があります。この事業は平成29年から宮城県とのコラボ事業として開始されたものです。それ以降は、議会の予算措置の承認が継続される中で順調な進捗が図られてきたところです。
 しかし、昨年10月にこの事業に対する賛否を問う住民投票条例の制定を求める『住民直接請求』が提出されました。運動された皆様の行動は真摯に受け止めた上で、率直に言って理解し難い大変残念な思いでした。住民投票の実施となれば賛否にかかわらずスケジュールの変更を余儀無くされ、鋭意築いてきた国・県からの信頼を損なうばかりではなく、補助金等の活用が不可能になるところだったのです。活発な議論の末、議会が出した結論はこの請求の否決でした。冷静で懸命な判断に安堵すると同時に、『雨降って地固まる』となるよう説明責任を果たす決意をしたところです。
 今後は、優先交渉権者の決定・公表に続いて基本協定締結及び仮契約と進み、令和8年3月に議会の承認を得る予定です。次いで、各施設の詳細な内容について基本設計・実施設計を行い、工事着手となります。住民説明会については、基本設計が完了する令和8年6月~8月を予定しています。
改めて本町の掲げる将来像は、『ひと・まち・桜が咲きほこる先進のまち』です。重点目標としては、⑴先進的でWell-beingなまちづくりの推進、⑵地域共生社会の実現、⑶スポーツを活用したまちづくりの推進です。具体的には、①広域連携と官民連携による賑わい創出事業の推進、②町全体をカバーする最先端 Wi‐Fiネットワークの構築、③みやぎ県南中核病院での早期分娩復活、④共感を呼び、人と地域を繋ぐスポーツの力の活用等です。本町の持つ高いポテンシャルを活かしながら、『一歩先行く先進のまちづくり』に挑戦し続ける覚悟です。
 結びに、本町の限りない発展と皆様のご健勝とご多幸を祈念して新年のご挨拶とさせていただきます。今年も宜しくお願いいたします。

                                         令和8年1月1日

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