更新日:2018年7月26日

平成30年新年のご挨拶


期待に応える一年に ~スーパータウン大河原の果す役割~

新年あけましておめでとうございます。皆さまにはご家族お揃いで、穏やかな初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

さて、昨年の漢字は「北」ということでしたが、国際社会全体が北朝鮮の脅威に対応した1年でした。

また、トランプ米大統領の公約や言動に翻弄された年でもあったと感じているところです。

国内では文科省を取り巻く「森友・加計」問題や、都議選での都民ファーストの躍進と一転して、解散総選挙での自民党の勝利が印象的でした。

また、北九州北部豪雨などの自然災害が多発したことや、大企業の相次ぐコンプライアンスが問われる事態と、日馬富士の暴行・引退事件など残念な出来事も多かったと受け止めています。

本町にとっては、地方創生につながる新規事業も動き出し、広域連携と本町の持つ特徴(らしさ)を活かす取り組みが実施されました。

具体的には、新たな人の流れや賑わい創出のための中央公民館複合化リニューアル事業も始まり、柴田町との連携による一目千本桜ブランド化事業も2年目の本格的な取り組みとなりました。

懸案だった給食センター建設事業へも着手の運びとなり、「絵本と学びのへや」の復活は予想を越える反響と期待を呼び込むホットなニュースとなりました。

ソフト面での取り組みとしては、高齢者の高い健康意識をアピールしながら、助け合いや支え合いの仕組みづくりに向けて地域包括ケア体制の整備に努めてきました。

また、保育環境の改善策として民間施設への支援を強化してきたところです。

さらに、教育のブランド化に向けた積極的な投資や、桜の木の保護や延命化対策を通して桜を誇りに思う住民意識の醸成にも力を注いでまいりました。

そして今年は、いよいよこれらの事業の進展状況を町民の皆さまの目に見える形で、実現を図っていく年となるはずです。
10年先の本町を見据えた「第6次長期総合計画」のなかでは、(1)住民自治・住民主権。(2)生命いのちと安全を守る。(3)大河原町らしい人口減少への挑戦。を掲げ、先進の地域づくりによる本町らしい活力に満ちたまちづくりを進めてまいります。

広域的な取り組みでは、地域医療が求める大きな役割を担うために、中核・刈田のさらなる医療機能の分化と集約化を図りながら、将来の再編・ネットワーク化に向けた議論を本格的に進めてまいる所存です。

さらに、白石川河川敷活用計画の事業としての熟度が高まるなかで、自転車活用推進法や地方創生関連事業との相乗効果も大いに期待されることとなり、この事業が広域的な観光施策にプラス要素となる可能性が広がっています。

仙南の真ん中にあって、その中心性・拠点性・利便性を広域連携のステージでこそ活かしながら、スーパータウン大河原としての高いポテンシャルを存分に発揮することが求められていると考えています。

本町が担うこの広域的な役割をご理解いただき、町民の皆さまの大きな後押しを切にお願い申し上げる次第です。

結びに、皆さまのご健勝とご多幸を祈念いたしますと共に、本町にとりましても期待に応える希望に満ちた1年となることを願って、新年のご挨拶とさせていただきます。

2018年1月1日

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