更新日:2025年6月3日

タバコの健康影響について考えてみましょう

 タバコの健康影響について、日本での長期追跡データをもとに解析した結果、喉頭がんの 96%、肺がんの72%、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞等)の36%は喫煙によるものだと計算されています。宮城県のデータからも全がん死亡の40%が喫煙によるものだと算出されています。また、同様に全死亡の35.4%は喫煙によるものであることが明らかとなっており、日本人の3大死因(がん、脳卒中、心筋梗塞)は、いずれもタバコにより大きな影響を受けています。
 さらに、周囲の喫煙者のタバコの煙による受動喫煙も、喫煙習慣を持たない方にとって不快であるだけでなく、肺がんや虚血性心疾患、呼吸器疾患などにかかるリスクも増大させています。
 このように、日本人の健康寿命の延伸を考えた場合、タバコは避けては通れない問題になっており、宮城県でも「みやぎ21健康プラン」で、タバコに関する正しい知識の普及や禁煙希望者への支援などに取り組むこととしています。

 宮城県公式ウェブサイト「たばこと健康」で、喫煙がどのような健康影響をもたらすかご理解いただき、禁煙の必要性を考えてみましょう。