町民スポーツ総合事業『Well-Being Challenge(WBC)おおがわら』への期待。
~スポーツの持つ力を活用し、『Well-beingなまちづくり』の実現を~
去る4月29日、ヒルズはねっこアリーナにて『Well‐Being Challenge(WBC)おおがわら』の総合開会式が開催されました。これまで、7月第1日曜日に実施してきた『町民レクリエーション大会(町レク)』の見直しによる新規の町民総合スポーツ事業として今年度からスタートする事業で、本町の目指す『Well‐beingなまちづくり』に呼応するものです。
『町レク』は、40年以上にわたり開催し続けながら、町民の健康づくりとともに行政区対抗種目等を通じての地域コミュニティの醸成に多大な貢献をしてきました。元々は、『宮城ヘルシーふるさと祭』の管内予選として実施されてきましたが、令和3年度の大会を最後に廃止となっています。本町ではその後も継続実施してきましたが、近年は猛暑の時期であることや団体種目への参加者の減少傾向が懸念されていたところです。
歴史のある大会ではありますが、コロナ禍の影響も残るなかで参加者の確保が困難な行政区も増えてきています。このような現状を踏まえ、体育協会との協議も進めながら、年齢を問わず誰でも参加できる競技種目(ニュースポーツ等)の取り入れと、課題のあった開催時期の見直しを合わせて行ったものです。『WBCおおがわら』には、心身と社会が健康で幸福な状態が継続することにつながる、町全体を巻き込む取組となることを期待しています。
当日は、①モルック ②ボッチャ ③ユニカール ④グランドダーツ ⑤ボールダーツゲーム等のニュースポーツ体験会が実施されました。また、昨年度本町との『ホームタウンパートナー協定』を締結した 『リガーレ仙台』の選手全員の参加を賜り、総合開会式に花を添えていただくサプライズとなりました。『Well‐beingなまちづくり』への温かいご理解とご協力に改めて感謝したところです。
スポーツには、プレーする人のみならず、観る人や支える人にも感動を与える競技スポーツがあり、また手軽に楽しめるニュースポーツや軽スポーツがあります。そして、健康づくりに加えて人や地域をつなぎコミュニティの活性化を図る大きな力があると信じています。
大会の運営についてはこれまで同様、体育協会やスポーツ少年団を支える方々のご協力をお願いすることになります。町としては、更なる施設整備に努めながら『スポーツまちづくり推進課』を中心にバックアップ体制を整えてまいる所存です。スポーツの持つ力を活用する『WBCおおがわら』への町民の皆さんの共感を呼び込みながら、積極的な参加を促してまいりたいと考えています。
現在本町では、白石川右岸河川敷の『おおがわら千本桜スポーツパーク』の完成が近づいています。いよいよ堤内地(田んぼ側)の『賑わい交流拠点施設整備』が進展することになります。社会環境の変化に対応した先進的な発想と、素晴らしいロケーションの活用により、『Well‐being(心身と社会が健康で幸福な状態が継続すること)』の実現を図りつつ、地域全体をリードする役割の実現に向けて、とことん挑戦し続ける決意をしたところです。
(5月16日記)