2022年11月25日 町長コラム(広報おおがわら令和4年12月号「さくら並木」)

祝『スポーツ・健康まちづくり優良自治体表彰2022』受賞
~千本桜スポーツパークを活用したWell-Beingなまちづくり~

 去る11月18日に東京都内の会場において、スポーツ庁主催による『スポーツ・健康まちづくり優良自治体表彰2022』が開催されました。そして、本町の白石川右岸河川敷等整備事業の『千本桜スポーツパークを活用したWell‐Being(心身ともに健康で幸福な状態)なまちづくりプロジェクト』が北海道・東北地方で唯一の受賞となりました。今後の取り組みの励みになると同時に感謝の気持ちで一杯です。
 この表彰は、全国を先導する優良な『スポーツ・健康まちづくり』に取り組む自治体のアイディアを表彰するとともに、広く全国へ周知することで各地のスポーツを活用した特色あるまちづくりを推進しているものです。この度の受賞は、健康増進・スポーツツーリズムから地方創生・まちづくりへの掛け橋として人と地域をつなぐことに加え、一目千本桜の新たな賑わいの創出や広域連携の要としての役割を担うなどの多面的な効果が評価されたものと受け止めています。
 今後の目標としては、白石川右岸河川敷のスポーツパーク施設の活用のほか、堤内地(田んぼ側)の整備への着手となります。本町の持つ拠点性・利便性・先進性といった特徴を存分に活かした実践的な取り組みとして、住民参加や民間活力の導入にも期待を寄せています。そして、健康で元気なイメージを発信しながら、交流人口・関係人口の拡大につなげてまいりたいと考えています。
 また、継続的なスポーツを活用したまちづくりとしての取り組みを確保できる体制として、スポーツの振興を町長部局に移管するとともに組織機構の見直しを図りながら、『スポーツまちづくり推進課』の新設の準備を進めています。行政・住民・民間・スポーツ関連団体が一体となり、心身ともに健康で幸福な状態が維持できる地域社会の実現に向けた新たな挑戦のスタートとしたいと考えています。
 行政に対しては、人生そのものと言える健康・福祉・子育て・教育・雇用といった『住民福祉の増進を図る』ことが常に求められています。そして、これからのまちづくりの視点では、変化への対応力・多様性への受容力・豊かな創造力など、前例から脱却した取り組みが必要不可欠な条件となるはずです。本町での取り組みがモデル事業となれば幸いです。
 この本町の『スポーツを活用したまちづくり』はまだ始まったばかりですが、社会的包摂の推進や『誰一人取り残さない』取り組みと、さらにはウィズコロナへの対応のためにもつなぐ意識の大切さを痛感するこの頃です。今回の受賞に甘んじることなく、『一歩先を行く元気なまちづくり』に邁進してまいる所存です。
                                                                                                      (11月21日記)

2022年11月25日 | コメント(0)

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