令和5年度　おおがわら短歌・俳句コンクール入選作品

令和5年度に実施しました「おおがわら短歌・俳句コンクール」の入選作品を発表いたします。

全国各地からたくさんのご応募をいただき心より御礼申し上げます。

厳正なる審査の結果、下記のとおり入選作品が選ばれました。

なお、表彰式は行わず、入選された方への賞状等の発送をもってかえさせていただきます。

【短歌の部】

特選　三月(さんがつ)のひかりの粒(つぶ)の降(ふ)る朝(あさ)の空(そら)にひとひら浮(う)かぶ三日月(みかづき)　　　　山田　由美子（愛知県名古屋市）

佳作　梅雨(つゆ)明(あ)けて誰(だれ)も住(す)まない父(ちち)の家(いえ)そっと静(しず)かに表札(ひょうさつ)はずす　　　  山田　由美子（愛知県名古屋市）

佳作　お昼(ひる)ねでいい夢(ゆめ)見(み)ようと少(すこ)しだけ窓辺(まどべ)の日(ひ)ざしいっぱい浴(あ)びて　 山田　てい子（大河原町）

佳作　日本(にっぽん)の春(はる)を桜(さくら)を見(み)せたきに白鳥(はくちょう)は帰(かえ)る白(しろ)きふるさと　　　　　渋谷　史恵（多賀城市）

【俳句の部】

特選　種(たね)ひとつこぼす松毬(まつかさ)春(はる)を待つ　　小泉　展子（福島県相馬市）

佳作　ものの芽(め)の先(さき)に光(ひかり)のしづくかな　 伊勢　史朗（東京都三鷹市）

佳作　初松籟(はつしょうらい)遺(い)霊(れい)観音(かんのん)海(うみ)を背(せ)に　  松本　眞澄（仙台市宮城野区）

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