寛容な精神が生む挑戦する姿勢。
~不易(変えてはならないもの)を考える~
現代社会は、変化の激しい不透明な時代と言われています。易(変えるべきもの)・不易(変えてはならないもの)の考え方が重要視される所以でしょうか。デジタルやAIの進展により科学技術・働き方・価値観等は高速で多様に変化する一方で、人生観・労働意欲・人間関係等は不易なこととして誠実に守っていきたいと考えています。
以前、私はショッピングセンターを運営する会社の経営者でした。政治や経済・技術の進歩・予測を超える社会現象等、絶え間なく変化する経営環境の中にあって、心の拠り所は掲げた創業精神であり、引き継がれた経営理念でありました。『商業を切り口としたまちづくり』を実現させ、地域で暮らす人々の求めに添いたい一心だったことを忘れることはありません。
そして今、町政経営に取り組みながら考える不易の心は、『寛容な精神が生む挑戦する姿勢』の大切さです。私の口癖は、ドンマイ(気にするな、元気を出して)精神と全員野球です。人の取組には、試練や失敗はつきものですが、一時の苦しみやしばしの痛みは大きく成長するための屈なのだと思います。
『失敗に学び乗り越えようとする心が、新たな挑戦を生む』は、私の父の教えでした。攻め心や自己満足、そして諦めの境地に陥ることがないように、常に前向きな行動を心掛けてきたところです。今改めて365日町長の仕事に没頭しながらも、父を尊敬し母を愛する純情の心を大切に、感謝の気持ちとともに不易への正しい理解を求め続けるこの頃です。
(6月19日記)