町民の皆さまへ

 町内各地体長1m以上
 大きなイノシシが見つかっています。
 
 猟友会のハンターが町内各地で
 巡回・捕獲にあたっておりますが、
 もしも出会ってしまったら
 あわてず、騒がず、よそ見をせず
 慎重に距離をとってください!

 


  安全な場所へ難したら、
 大河原町役場(0224-53-2111)へご連絡をお願いいたします。

 

 

小・中学生のみなさんへ

 イノシシはとてもこわがりな生きものです。あまりにもこわがりなので、「かわいい」「めずらしい」とおもってちかづいただけでも「いじめられるのかな」とびっくりしてしまいます。

 また、イノシシはとても力もちです。とくに、おとなのイノシシは大きなくるまをこわしてしまうほどの力があります。その力がもし、わたしたちにむけられてしまったら……。

 みつけたら、そーっとしておいてあげないと「きけん」な生きものになるのです。

 

【あんぜん・あんしんにすごすため、みなさんへおねがいします】

 

  • かわいらしくても、めずらしくても、イノシシにはちかづかないでください。
  • であってしまったときは、なるべくあわてず、おおごえをあげず、イノシシのようすに気をつけながらゆっくりにげましょう。もしもイノシシがおいかけてきたときは、ちかくのたてものやたかいところまで走ってにげてください。
  • イノシシをみかけたら、そのことをおとなの人につたえてください。


 

現在の出没・捕獲状況

 町民の皆さまから日々寄せられる被害情報は「田畑や庭が荒らされる」「近所の草むらをガサガサと歩き回る音がして怖い」といったものが主ですが、近年は生きたイノシシが山あいの用水路へ転落し、市街地付近まで流れ着いてしまう事故や、車両と衝突する事故も起きています。

 

 こうした状況を改善するため、大河原町農作物有害鳥獣対策協議会では大河原猟友会のハンターから成る「有害鳥獣駆除隊」と協力し、一年を通して山間部を中心に町内各所へわなを仕掛け、イノシシの捕獲を行っています。

 ハンターによる捕獲は、私たち人間が生活するうえで野生動物との衝突を避けられない場合の「最終手段」ですが、捕獲されるイノシシの数は年々増加しており、月によっては過去最多を更新することもあります。

 例年11月中旬から翌年3月末の間は狩猟が解禁され、駆除隊に入っていない一般ハンターも捕獲に加わるため、さらに捕獲数が増える傾向にあります。

 

 現在、大河原町有害鳥獣対策協議会に報告が挙がっている捕獲頭数は以下のとおりです。

 

 

【大河原町内におけるイノシシ捕獲頭数推移】 単位:頭  令和3年9月1日現在 赤字は大物が捕獲された月


4月
5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 年度合計

平成28年度

1 3 4 9 13 6 25 9 19 5 9 9 112

平成29年度

5 5 3 6 12 4 11 17 16 11 8 18 116

平成30年度

5 2 4 6 7 16 35 0 13 15 11 4 118

令和元年度

(平成31年度)

2 5 2 1 0 5 13 32 16 15 15 11 117
令和2年度 12 0 2 6 26 2 9 26 11 10 7 18

129

令和3年度

9

6 3 4 6 2 30

 

 なお、捕獲された中でも推定年齢3歳以上・体重90kg以上・体長100cm以上のいずれか(あるいは複数)を超過した「大物」についてのデータは以下のとおりです。

 

【令和3年の「大物」捕獲実績】 ※町協議会独自の評価基準です。令和3年9月1日現在。

「大物」の条件

推定年齢 3歳以上

体重 90kg以上 体長 100cm以上
最大(最高)記録  推定5歳 90kg 120cm
捕獲総数  4頭 1頭 8頭

 3つある条件のうち、 いずれか1つの条件を満たした個体は2頭、2つ満たした個体は4頭、すべて満たした個体は1頭いました。

 

イノシシの習性

 イノシシは非常に怖がりで、本来は山奥にすむ動物です。しかし、危険を感じると身を守ろうとして突進したりかみついたりし、結果的に人や車などへ危害を加えることがあります。

 また、見た目以上に身体能力が高く、道路のガードレールを飛び越え、金網フェンスの下のすき間や小さな穴をくぐり抜けることができるものもいます。

 

 

 この状態から、自分の背の高さより明らかに高い水路の壁に飛びつき、よじ登ることもできます。なお、この写真は水路を隔てるフェンスより高い位置にある道路から、安全な距離を保ったまま拡大撮影したものです。(令和2年8月14日撮影)

 なお、写真では小さく見えますが、この個体は体長110cmの「大物」でした。

 

 

 街ではふだん見かけないうえ、茶色い豚にそっくりの見た目をしているため、特に生まれたばかりの若いイノシシ(うり坊)を目にした子どもたちは「かわいい!」と興味を持って近づこうとするかもしれません。

 ですが、たとえ自分との間に大きく深い水路やフェンスなどの障害物があっても、イノシシはそれらを一瞬で乗り越え襲ってくる力の持ち主。小さく見えても油断大敵です。

 また、多くの野生動物には人間や家畜・ペットに重篤な感染症をもたらすウイルスや、それらをうつす原因となるマダニが付着していることがあります。生きている個体に興味本位で近づくのはもちろん、素手や半袖など肌が露出した服装で死骸に触ることもおやめください。

 

【追記】

 宮城県は、豚に対して高い致死率を発揮し、法定家畜伝染病に位置づけられている「豚熱」ウイルスを媒介する動物として、イノシシの監視・対策を強化しています

 特に、目立った傷がないのに死んでいるイノシシは豚熱への感染が疑われます。生きてはいるが挙動がおかしいイノシシ、またはその死骸を見つけたときは、大河原町農作物有害鳥獣対策協議会(0224-87-6277)へご連絡ください。

※豚熱ってなに? というかたはこちら…「動物の病気と食の安全について」

 

 

 皆さまにおかれましては、特にお子さんへ「かわいいかもしれないけれど、近づいたり、さわったりしてはいけない動物だよ」ということをお伝えいただき、人身事故防止にご協力をお願いいたします。


 

出会ってしまったら、どうすればいいの?

  • あわてない(突然出会ってびっくりしているのは、イノシシも同じです)
  • 騒がない(イノシシに「怖い、反撃しなければ!」と思わせてしまいます)
  • よそ見をしない(目を離すと「逃げるなら今がチャンス!」と襲いかかることがあります)

 以上3点に気をつけながら安全な場所まで移動し、大河原町農作物有害鳥獣対策協議会(0224-87-6277、大河原町農政課内)まで現場の状況をお伝えください。宮城県の鳥獣保護担当課、用水路の管理者や有害鳥獣駆除隊などの関係者と連絡を取り、協力して対応にあたります。

 

 

野生動物と共存していくために、

そして何より、皆さまの安心 安全な生活を守るために

ご理解とご協力をお願いします。

 

 

大河原町・大河原町農作物有害鳥獣対策協議会