(1)豚熱
豚やイノシシが「豚熱ウイルス」にかかることで起きる熱性の伝染病です。
- 豚、イノシシの病気です。人間には感染しません。
- 万が一感染した豚やイノシシの肉を食べても、人体や健康に影響はありません。
- 市販の食肉やそれらの加工食品は、健康な動物から生産したことが確認・証明できるものだけが流通しています。病気になった豚やイノシシの肉は市場に出回りません。
(2)疥癬
ヒゼンダニ科のダニに寄生されることで起きる、感染力の強い皮膚病です。
- 野生動物だけでなく、人やペットにもうつります(人畜共通感染症)。
- 発症すると、脱毛や強いかゆみなど皮膚の異常が現れます。動物の場合はかゆそうに体をかきむしることがあります。
- 原因となるダニは肉眼でほとんど見えないため、知らないうちに寄生されてしまうことも少なくありません。山から帰ってきたあと、気になることがあれば早めに皮膚科(ペットの場合は動物病院)を受診してください。
いずれの病気についても、正しい情報を知り、冷静な行動をお願いします。
少しでも怪しい野生動物がいれば農政課(0224-87-6277)までご連絡ください。
※併せてご覧ください…「動物の病気と食の安全について」