下水道の日とは
下水道の日は、昭和36年に、下水道の全国的な普及を図るため、下水道を所管していた建設省、厚生省、日本下水道協会が協議して「全国下水道促進デー」として始まりました。
平成13年に、下水道法の制定から100年を迎えたことや、近年の下水道に対する認識の高まりもあり、より親しみのある名称として「下水道の日」に変更となりました。
💧なぜ9月10日が下水道の日なの?
下水道の大きな役割である「雨水の排除」を念頭に、二百二十日(にひゃくはつか)にちなんで9月10日と定められました。
二百二十日(にひゃくはつか)とは季節の変わり目の目安となる雑節の1つで、2月4日の立春から数えて220日目のことを言います。220日目にあたる9月10日ころは台風が多く、古くから天候が悪くなる厄日とされてきました。
下水道の日をきっかけに、下水道について考えてみませんか??

下水道の役割
普段は目にすることのない下水道ですが、見えないところで私たちの安全・安心で快適な生活を支えています。
〇役割1:街を清潔にする
下水道が整備されることで汚水が直接街に流れなくなるため、街が清潔に保たれ、ハエ・蚊等の害虫や悪臭の発生も防いでいます。
〇役割2:街を浸水から守る
市街地の雨を速やかに排除することも下水道の大きな役割です。町に雨水が溜まり水浸しにならないよう、素早く排水しています。
〇役割3:身近な環境を守る
街や工場から排出された汚水は下水管を通って下水処理場に運ばれます。下水処理場で様々な処理を行い、きれいになった水を川や海に戻しています。
下水道は正しく使いましょう!
街を清潔に保ち、身近な環境を守っている下水道ですが、正しく利用しないと「つまり」が発生するなど、不具合が起こる可能性があります。下水道は正しく利用していただくようお願いいたします。
〇下水道の正しい使いかた
・油類を流さない
・野菜くずや食べ残しを流さない
・ビニール片や割りばし、つまようじを流さない
・薬品類を流さない
・髪の毛を流さない
・熱湯を流さない
・落ち葉を排水溝に捨てない
※詳しくは日本下水道協会ホームページをご覧ください。
水洗化のお願い
現在、下水道の処理区域内でも、約3%(330世帯)が未水洗となっています(令和6年3月31日時点)。
下水道の処理区域のかたは、3年以内に下水道へ直接流す水洗トイレに改造しなければならないことが法律で定められています。未水洗の世帯については早期の水洗化をお願いいたします。
また大河原町では、処理区域の皆さんに一日でも早く水洗化していただくため、水洗化資金を金融機関から無利子(町が利子補給)で借り入れられるよう、「融資のあっせん」を行っております。
お気軽にお問い合わせください。
※水洗化工事や、融資あっせんについてはこちらをご覧ください。
〇水洗化工事は、町の指定業者へ!
大河原町排水設備等指定工事店一覧(PDF・322KB)
