第6次大河原町長期総合計画・後期基本計画素案に対するパブリックコメント(意見公募)の結果につきましては、以下のとおりです。

 

1.実施内容

  • 意見募集期間 令和5年11月2日(木)から令和5年11月21日(火)まで
  • 意見提出者数 7名(提出方法:電子申請5件・郵送1件・窓口1件)
  • 提出意見件数 7件

 

2.意見内容(概要)

No.

提出されたご意見(要約)

ご意見に対する考え方及び計画への反映

1

61・62ページ「公園・緑地に関する基本計画」に関して。ドッグランの利用者が増えている中、水場やトイレがなく不便。ドッグランの中が芝生でないため、石や陶器の破片で肉球を痛めているワンちゃんもいます。休日の利用が多いのでベンチも増やしてほしいと思います。

ご意見については、第3章「公園・緑地に関する基本計画」において、公園等を安全に利用できるよう点検等を進めることとしています。

2

61・62ページ「公園・緑地に関する基本計画」に関して。大河原公園は、子どもを遊ばせられる公園と思えない。水がたまっている場所や高低差がある場所、球技で遊ぶ場所などがあり安心して入れません。人が集まるためにはどうしたらよいか、住民目線で考えてほしい。

第3章「公園・緑地に関する基本計画」において、公園等を安全に利用できるよう点検等を進めることとしていますが、大河原公園の在り方についてはご意見として承ります。

3

30ページ以降の第2章に関して。ベビーファースト宣言をアピールしていますが、町内に分娩施設がないことをどう考えていますか?近隣の分娩施設では、どこも受け入れてもらえず、仙台の病院で分娩予約となり、毎回大きなお腹を抱えて、通院往復3時間かけています。

ご意見に関しましては、第2章「地域医療に関する基本計画」において、「地域での分娩施設の復活に関して、みやぎ県南中核病院企業団と連携し、様々な働きかけを進め再開を目指します。」と追加します。

 

4

人と人、人と地域のつながり、支え合う地域づくりに必要なのは「桜咲きほこる道の駅大河原」ではないでしょうか。宮城県内の国道4号線沿いに道の駅がないこと、昨今の道の駅の賑わいなどを見ると羨ましい。災害にも多様に活用できますし、地域の活性化に大きな効果があると考えます。

ご意見については、第3章「公園・緑地に関する基本計画」において、関係人口・交流人口の増を含め、白石川右岸河川敷等整備事業による「賑わい交流拠点施設」を整備していくこととしています。

この施設は、年間を通じたイベントの開催やスポーツを中心とした賑わい空間の創出、町民の健康増進につながるような新たな景観スポットとして、子どもから高齢者まで幅広い世代が楽しめるよう、金ケ瀬さくら大橋と大谷こ線橋の間の白石川右岸堤内地に整備を計画しているものです。

5

42~45ページ児童クラブに関して。小学校の児童クラブが3年生までしか利用できなく、4年生からが親として心配です。他の地域では小学校6年生まで児童クラブに入れるのに、大河原はおかしい。共働きの家族が多い中どうにかしてほしい。

ご意見については、第2章「大河原児童センター・上谷児童館・世代交流いきいきプラザに関する基本計画」の目標指標において、児童クラブの利用人数の増を掲げ進めることとしています。

現状:放課後児童クラブは、現在1年生から5年生までの児童が登録しておりますが、一部施設の定員の関係上ご希望に添えない場合もございます。利用登録は、審査基準を基に優先度等を判断し登録児童を決定しております。未登録児童についても一時利用や自由来館も利用できるよう進めております。

6

家と家の間の私有地や空き地等の側溝に蓋がない。掃除の必要性、大雨であふれる心配がある。高齢者にとって側溝のドブさらいを少なくとも年3回する。蓋をかければ、ゴミや枯れ葉が入り込まず、あふれる心配もない。

ご意見については、第3章「道路・橋梁に関する基本計画」において、側溝の適切な維持管理に努めることとしています。

また、側溝の有蓋化については、通学路等を優先に実施しておりますので、引き続き、ご理解とご協力をお願いいたします。

7

4ページの地域共生社会の実現、5ページの政策分野別③④⑤を進めるうえで、仙南地区全体に呼びかけていく課題があります。令和3年より医療ケア児支援センターの設置を各都道府県に業務推進が促されており、仙南地区においても仙南地域自立支援協議会等により検討されてきました。現状、医療ケア児を抱える家庭が仙南地区でサービスを受けることは不可能であり、仙台近郊に転居されるケースもあります。仙南地区への医療ケア児センターの設置について、本格的に動きだすために、単独自治体ではなく、各首長の方がたに共通課題として認識していただき、仙南地区全体で考える必要があると思います。仙南地区の住民は仙南地区で安心して暮らせる社会をつくってほしいと願っています。

後期基本計画のまちづくりの大切な視点として、政策分野別③地域医療体制の充実と健康づくり、④住み慣れた地域で暮らせる総合的な福祉の展開、⑤安心して産み育てられる子育て環境づくりを掲げ、今後重視することに地域共生社会の実現を追加しました。

ご意見については、第2章「障がい者(児)福祉に関する基本計画」において、障がい児福祉計画に基づく対応としております。

現在策定中ですが、医療ケア児支援センターは宮城県での設置、県が関与したうえで圏域での設置をすることに関して、仙南地域自立支援協議会と連携していくこととしております。仙南地区の住民が仙南地区で安心して暮らせる社会を目指すために、近隣自治体との共通課題として連携を図っていきたいと考えております。

 

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