更新日：2022年6月30日
本町は、平成23年12月28日付で放射性物質汚染対策特別措置法に基づく「汚染状況重点調査地域」の指定を受けました。この地域指定は、自然界からの被ばくを除く追加線量が年間1ミリシーベルト以上の地域がある市町村が対象となり、除染作業を国が負担で行うことの前提となるもので、全国で102市町村が指定を受けました。
今後、詳しい線量調査を実施し、実際にどの場所をどのように除染作業を行うかを定める「除染実施計画」を作成し、順次、除染作業をを実施していくことになります。
誰もが安心して暮らしていける大河原町を目指してまいりますので、町民の皆さんのご協力をよろしくお願いします。
除染作業の完了について
本町は、平成23年3月11日に発生した東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所事故により放出された放射性物質の除去を行うため、平成24年5月に「大河原町除染実施計画」を策定し、同年6月から10月までに町内10か所の公園と小学校1校について除染作業を実施しました。
また、除染作業から約5年が経過している現在においても、新たに除染を必要とする地域は発生しておりません。
このことから、本町の除染実施計画に基づく除染作業は完了とし、平成29年4月に環境省へ除染措置完了を報告しております。
なお、「汚染状況重点調査区域」の指定については、除去土壌の最終処分が決定されておらず解除できない状況にありますので、空間線量等の測定を引き続き実施し、安心して暮らせる生活環境の充実を図ってまいります。
環境省ホームページ
josen.env.go.jp