(趣旨)

第1条　この要綱は、高齢者等の新型コロナウイルス感染症の感染及びまん延を防ぎ、健康の保持を図るため、予防接種法(昭和23年法律第68号)に基づき、新型コロナウイルスの予防接種(以下「予防接種」という。)を実施することについて、必要な事項を定めるものとする。

(対象者)

第2条　予防接種の対象者(以下「対象者」という。)は、接種日において、住民基本台帳法(昭和42年法律第81号)に基づき、町の住民基本台帳に記載されている者であって、次のいずれかに該当する者とする。

(接種期間)

第3条　予防接種の接種期間は、毎年10月1日から翌年3月31日とする。

(上限回数)

第4条　予防接種の接種回数は、対象者1人につき各年度1回を上限とする。

(接種金額)

第5条　接種を受けた者は、自己負担額3,000円を受託医療機関に支払うものとする。

(費用請求及び支払)

第6条　この要綱の規定により予防接種を実施した医療機関等は、町が定める新型コロナウイルス予防接種実施報告書兼委託料請求書(別記様式)に新型コロナウイルス予防接種予診票を添付し、翌月10日までに町へ提出しなければならない。

(個人情報の保護及び目的外使用の禁止)

第7条　本事業の関係者は、対象者の個人情報の保護に努めるとともに、知り得た個人情報を当該事業の目的外に使用してはならない。

(健康被害の救済)

第8条　予防接種による健康被害の救済措置については、予防接種法第15条の規定に基づき処理する。

(その他)

第9条　この要綱に定めるもののほか、事業の実施に関し必要な事項は、町長が別に定める。