台の山遺跡
縄文時代の早期から平安時代の集落跡。昭和47年の発掘調査では、古墳時代の竪穴住居後3件、平安時代の住居跡15件、堀立柱建物後3棟、製鉄遺構4基が確認されている。
小林遺跡
縄文時代後期の土器類の小破片が現在でも容易に確認できる。その範囲の広さ、土器類の多さから、大河原町随一の埋蔵文化財包蔵地といわれている。
打越遺跡
水田造成の際、縄文及び弥生式土器が多数出土した。遺跡西南方の丘陵は福田館跡といわれる。
嶋館古墳
長軸35mの町内唯一の前方後円墳である。4〜5世紀ごろ築造されたもので、この地方を支配していた豪族の墓とみられる。
上谷横穴墓群
上谷の石切り場を中心に南北200m、明治期には数十基を数えたほどの規模を持つ横穴墓群である。
中屋敷前遺跡
奈良〜平安期の遺跡であるが、特に昭和54(1979)年・平成3(1991)年の発掘調査により、平安中期と思われる多量の布目瓦が出土し、3棟の礎石建物跡が確認された。その形態から柴田郡衙に関係した建物と思われる。
東獄山洞秀院跡
文治の役(文治5・1189年)で戦死した藤原方の武将照井太郎高直の菩提寺であったが、度重なる火災のため廃寺となった。その位牌は現在金ヶ瀬の香林寺に引き継がれている。
小山田城跡
伊達政宗の武将小山田筑前頼定が築き、居城とした。本丸や二の丸と見られる平場、大手門、空堀などの遺構が残っている。
平(青木)城跡
築城者は、四保四郎とも青木将監ともいわれる。壇上の平場が尾根伝いに三か所あり、連郭の形態であると思われる。東、南、西の三方は急斜面、特に南面は断崖で天然の要害となっている。
大谷城跡
大谷修理亮の築城と伝えられているが、どのような人物だったか不明。築城年代は戦国時代から安土桃山時代と思われる。
文化財関係年表
| 時代 | 年代 | 文化財 | 近隣の出来事、ほか |
|---|
| 縄文 | 6000年前 5000年〜4000年前 | 台の山遺跡 小林遺跡 | |
| 弥生 | 紀元1〜4世紀 | 打越遺跡 | |
| 古墳 | 紀元4〜5世紀 571年 | 嶋館古墳 大高山神社創建 上谷横穴墓群 | [関連:嶋館神社] |
奈良〜 平安 | 紀元6〜11世紀 | 中屋敷前遺跡 | ■多賀城を築く(724年) |
| 平安 | 文治年間 (1187年頃) 文治5(1189年) | 大高山神社に鉄九輪塔寄進 文治の役、馬取田で藤原国衡戦死 | |
| 鎌倉 | 嘉禄2(1226年) 仁治元(1240年) 正応6(1293年) 文保2(1318年) | 光澤山明増寺創建 東嶽山洞秀院創建 大高山神社に鰐口奉納 金ヶ瀬薬師堂板碑建立 | ■蔵王山大噴火(1230年) |
| 室町 | 天文2(1533年) | 医王山持明院創建 | |
安土 桃山 | 天正4(1576年) 天正5(1577年) | 鶏雄(大谷)山安浄寺創建 月戴山宝泉寺創建 | |
| 江戸 | 慶長10(1605年) 元和2(1616年) 寛永2(1625年) 寛永19(1642年) 慶安2(1649年) 元禄4(1691年) 元禄年間 享保5(1720年) | 吉祥山繁昌院創建 滝王山教性院創建 宝亀山最勝院創建 金ヶ瀬宿本町成立 竹嶺山香林寺創建 大高山神社新開に再建 如意輪観音堂創建 金ヶ瀬宿新町成立 | ■伊達政宗仙台入城(1603年)
■封内風土記完成(1772年) ■安永風土記完成(1780年) |