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TEL 0224-53-2111
FAX 0224-53-3818
soumu@town.ogawara.miyagi.jp

町長メッセージ

更新日: 2018年1月1日
【就任のご挨拶】

はじめまして、大河原町長の齋清志です。

10月28日に初登庁いたしましたが、通算3期目で4年ぶりの就任となりました。

現場を大切にする姿勢を貫き、町民の皆さまの目線を忘れることなく、5年先、10年先を見据えた
町政経営を心掛けていく所存です。

また、仙南の交通の要衝、行政・医療・商業の拠点としての本町の特徴を存分に活かしながら、経
営資源である「ヒト・モノ・カネ・情報」が集まる吸引力を高め、町全体のブランド化に努めていきた
いと考えております。

町民や議会の皆さまとも切磋琢磨しながら、「認め合い、支えあい、活かしあう 一歩先行く元気な
まち」を目指してまいります。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

                                               2016年11月10日

【新年のご挨拶】

~交流と賑わいがほとばしる 明るい元気なまちづくりに向けて~

新年明けましておめでとうございます。

今年が町民の皆さまにとりまして、光明に輝き希望に満ちた1年でありますように、心よりお祈り申
し上げます。

さて、昨年の世相を表わす漢字は『金』ということでしたが、私に取りましては『転』であったと感じ
ております。

海外では英国のEU離脱、米国ではトランプ氏が大統領に当選と正に転換点となりました。

国内では安保関連法の転換や小池東京都知事へのチェンジなどがありました。

そして、本町では人口がいよいよ減少に転じ、手前味噌ですが通算3期目の町政(かじ)取り役に復帰
させていただきました。

世の中全体が『転』につながった年として、新たな期待感が生まれることを心から願ったところです。

ところで、人口急減と地域経済縮小を克服するために、『地方創生』が叫ばれて3年目を迎えてい
ます。

全国一律ではなく地域ごとの資源や特性を活かそうと、本町でも『大河原まち・ひと・しごと創生総
合戦略』が策定されています。

私の考える地方創生のキーワードは、『広域連携』と『地域の特性を活かす』ですが、『課題解決型』
よりは『未来創造型』と位置づけております。

本町は県南地域の中心にあって、交通・行政・医療・商業・文化といった髙い地域力を活かしなが
ら、着実に発展を遂げてきました。

しかし、近年はその中心性・拠点性・利便性を存分に活かしきれていないのではないか、と指摘さ
れています。

もちろん、大幅な経済成長や人口増加などの右肩上がりを前提とした施策ばかり並べることはで
きません。

今こそ、広域的な視点に立って町の垣根を下げ、町の特性を強みとして高める施策が重要になる
と考えております。

たとえば、町のシンボルである『一目千本桜』や『白石川』は点や線ではなく面でつなげて幅広く活
性化を図らなければなりません。

現在計画を検討している事業の一つに、白石川右岸の河川敷の活用がありますが、『交流と賑わ
いがほとばしる明るい元気なまちづくり』として取り組んでいこうと考えています。

すでに国に申請している白石川堤・一目千本桜ブランド化事業や、白石川つながりでの広域連携
事業の創造など、5年先10年先を見据え一つ一つ着実に実現を図ってまいる所存です。
 
また本町の強みとして、文化・歴史・自然・景観等の地域資源にも目を向けて、人と人、人と物、人
と自然のかかわりに着目し、相互に活かしあう政策の展開も進めてまいります。

今まさに、転換の時代の真直中にあって、本町の果たすべき役割はますます大きなものとなってま
いります。

圏域の将来のために、また自立した地域として「住んで良かった」と皆さまに言っていただけるよう
に全力投球してまいる決意です。

町民の皆さまのご健勝とご多幸を心から祈りつつ、新年のご挨拶と致します。本年もどうぞよろしく
お願い申し上げます。

                                                  2017年1月1日

【町長コラムより】広報おおがわら平成29年4月号「さくら並木」)

~桜並木と町民憲章に想いを寄せて~

新年度より、4年数か月ぶりに『さくら並木』を復活させていただくことになりました。

その時々タイムリーなテーマを取り上げてまいりますので、ご講読のほど、切にお願い申し上げます。

町民の皆さまは、一目千本桜のルーツをどれだけご存知なのでしょうか。

樹齢90年を越えるソメイヨシノですが、この桜並木の礎を築いてくれた『高山開治郎氏』の功績は町
史に残る一大事業でした。

高山氏は、家庭の不遇により故郷を離れながらも常に大河原に心を砕き、故郷への恩返しの機会
を心から願っていました。

そして、苦境を乗り越えて実業家として大成した後、人々の心のよりどころとなるものを残したいとし
て、二度にわたり合計1200本の桜の苗木を寄贈したのでした。

これが日本のさくらの名所百選に選ばれるまでになった一目千本桜のルーツなのです。

自分と同じように故郷を離れた人々がいつでも帰ってこられるよう、あるいは想いを馳せることがで
きるよう、高山氏にとっての原点である大河原への郷愁の念を絶えず持ち続けてきた結果に他なら
ないのです。

改めて心からの感謝と敬意を表したいと思います。

そしてもう一つ、町民の皆さまに知っていただきたい想いがあります。それは町民憲章です。

   ここに川がある    おおらかでやさしい川がある
 
   ここに道がある   たくましく未来へ続く道がある
 
   ここに桜が咲く   人々が集い心を通わせる桜が咲く
 
   ふるさとおおがわら   いにしえのぬくもりとともに   育てようふれあいの町を
   
                                          (昭和61年6月1日制定)

こう(うた)われている文脈のなかに、やはり桜に込めた町民の想いが表現されています。

これまでも、そしてこれからも変わることのない桜との(えにし)は、私たちに心地よさと温もりを感じさせ
てくれるに違いありません。

今、新たな広域連携観光事業や地方創生関連事業をスタートさせるにあたり、桜並木や町民憲章
といった原点に想いを寄せていく大切さを強く感じています。

もうすぐ咲き誇る一目千本桜に勇気をいただきながら、『認めあい、支えあい、活かしあう一歩先行
く元気なまちに』向かって遇進してまいる所存です。

町民の皆さまのご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。

                                                2017年3月15日

【町長コラムより】広報おおがわら平成29年5月号「さくら並木」)

~ぎゅぎゅっとしてて、ささっと行ける、ハートフルなまち~

町内にお住いの皆さんは、移住や定住を促すときに、本町の特徴をどのように説明されるでしょう
か。

「ぎゅぎゅっとしてて、ささっと行ける、住みやすさが満たされたまち。」

これは、若い世代の職員でつくるプロジェクトチームが作成した「大河原町移住・定住促進パンフ
レット(4月中旬全戸配布)」のキャッチコピーです。

新鮮な感覚で、しかも本町の特徴が見事に表現されていると思いませんか。

このパンフレットは、快適な住環境、子育て・教育・自然環境・災害に強いまち、四季折々のイベン
ト等について、暮らしやすさがぎゅぎゅっとつまったコンパクトな町であること、さらには行きたいとこ
ろにささっと行ける便利な町であることを紹介しています。

また、公共施設、医療機関、買い物環境、子育て支援施設、交通機関、イベント会場等がマップに
写真入りで落とし込まれています。

活字もスッキリしていて、表現も判りやすく、興味がわきそうなことにしっかり答えています。

紙面づくりのセンスの良さにも感じ入った次第です。(少し褒め過ぎかも?)

さて、表題ではそのキャッチコピーに「ハートフルなまち」を付け加えておりますが、これは私の政策
スローガン、「認めあい、支えあい、活かしあう、一歩先行く元気なまち」にもあるように、これからの
本町らしい地域づくりの在り方を言葉に表したものです。

若い皆さんの移住・定住意識にはあまり結びつかないのかもしれませんが、これからの社会に求め
られる助けあいの仕組みづくりの基盤となるキーワードを「ハートフル」に込めました。

私たちの地域にあっても超高齢・少子・核家族化が一層進み、認知症も増え続け、財政難が襲って
くるはずです。

1人の高齢者を支えるために、これまでは2・4人(20~64歳)の騎馬戦型だったのが、33年後には、
1・2人(同)の肩車型になると予測されています。

さらに高齢化率は40%を超え、団魂の世代が75歳になるころには4~5人に1人が認知症と予測さ
れているのです。

専門性が必要な介護はしっかりと専門職・事業者が支え、日常の生活支援は、できるだけ住民やボ
ランティアの主体的な助けあいが求められることとなるのです。

これが新しい地域づくりの先取りとして「ハートフルなまち」を入れた本当の所以(ゆえん)です。

国の目指す考え方に、「地域包括ケアシステム」の構築があります。

この成功の鍵はまさに、認め合い、支えあい、活かしあうことに他ならないと思えてなりません。

優しい思いや、高いボランティア意識などの町民性に磨きをかけながら、若い世代の皆さんにもご
理解いただける10年先、いやもっと先を見据えた地域づくりの大切さを強くアピールすべきと考え
ています。

ところで改めて本町の地理的形状に目を向けると、ハートの形に見えると思いませんか。

~ぎゅぎゅっとしてて、ささっと行ける、ハートフルなまち~、何とも本町らしさに溢れた素晴らしい
キャッチコピーではないでしょうか。

                                               2017年4月15日

【町長コラムより】広報おおがわら平成29年6月号「さくら並木」)

~共有したい、「働きは最上の喜び」~

雨上がりの白石川堤は、まばゆいばかりの緑のトンネルです。

マイナスイオンの降り注ぐ一年中で最もさわやかな季節を迎えています。

例年以上の賑わいだった一目千本桜の輝きも過ぎ去って、この対照的な静かな緑の風情が心の
癒しとなっているように感じています。

早いもので町政への復帰から半年余りが経過し、この間のスムーズな仕事への着手に心から感
謝の気持ちでいっぱいです。

私自身、ほとんど仕事をしない4年間を過ごしてきましたが、改めて働けることへの喜びと生きがい
を強く実感しているところです。

さて町政の現状ですが、28年度に続く復興対策交付金事業(一目千本桜ブランド化事業)は、今年
度分として3700万円ほどの補助金交付となりました。

柴田町との観光インバウンド連携事業として、着実な成果へとつなげていく所存です。

また、地方創生拠点整備交付金事業(中央公民館複合化賑わい創出事業)にも7300万円ほどの
国からの補助の内示がありました。

職員の頑張りにも助けられて、直近の課題解決と合わせ将来への創造的な展開が期待される事
業内容となりました。

必ずや町民の皆さまの満足につながるものと感じているところです。

話しは変わりますが、私の座右の銘の一つに「働きは最上の喜び」という格言があります。

「~働きが一切であり、働きが人生である。
働きは生命である。この働きには、そのままに必ず報酬がついている。
金銭で受ける報酬は多少があり、不公平があったりするかもしれぬが、この自然にして当然に受
ける報酬は、必ず働きに比例して落ちもなく、忘れられもせず、必ず直ちに与えられる。
それは喜びという報酬である。~」とされています。(万人幸福の栞より抜粋)

以前より、「役場は誰のためにあって、職員は何の目的で仕事をするのか」という問いかけが私の
口癖でした。

仕事の成果(働き)が役場全体のモチベーションのアップにつながることを、日々期待しているとこ
ろです。

もちろん、仕事に上下貴賤の別がある訳ではありませんが、公務員としての仕事の尊さを悟って懸
命に働くときに、自分に与えられる楽しみや満足感は何物にも替え難い人生の喜びであると受け
止めています。

この想いがみんなで共有できたときに役場は一体化して、潜在能力の発揮につながっていくものと
信じています。

本町もいよいよ人口減少と少子高齢化の波に(さら)されることとなりました。

働き手(生産年齢人口)も減少し、認知症のかたが増え、核家族化・孤立化に拍車がかかり、生活
の質が問われるようになっています。

このような社会の枠組みが大きく変化する時代だからこそ、仕事の成果(働き)に対する共通の認
識が重要になってくると思えてならないのです。

この「働きを最上の喜びとする」姿勢が役場の接遇のブランド化にもつながって、親切で明るい元
気な組織になっていくことを願ってやみません。

                                               2017年5月19日

【町長コラムより】広報おおがわら平成29年7月号「さくら並木」)

~町の特性を活かし、未来を描く~

~地域特性の見える化ツール~EvaCva(エヴァシーヴァ)というものをご存知でしょうか。

自分たちが暮らす町にどんな魅力や特性があるのかを、比較し発見することができる統計データ
が示す指標で、民間の研究機関が公表しているものです。

自然・環境・健康と医療・社会基盤・活性化度・財政・雇用などの分類されたデータの比較から、人
口が同規模の自治体内でのランキング表示がなされています。

気になる本町の順位ですが、全体でも分類別でもほとんどが中位程度でした。

そのなかで特筆すべきことが2つあって健康と医療が非常に高く、残念ながら雇用がかなり低いと
いう事実でした。

救急やがん治療等の医療機能を高めてきた中核病院が本町に所在することや、高齢者の皆さま
の健康意識が高いことなどが貢献していると思われます。

後期高齢者の健康診査受診率や生活習慣病の保有者率等は、県下でも1位・2位であり、その健
康意識の高さを裏付けています。

災害に強く安全で安心な環境づくりと合わせ命を大切にする文化の醸成につながることを切に期
待しています。

本町の弱点とも言える雇用については、人口減少対策=雇用拡大につながる産業振興施策と地
元企業への支援がポイントになると考えています。

合わせて、若者の定住・移住につながる子育て支援や教育の充実が大切であると認識するところ
です。

町では現在、町政運営の最上位計画と位置付けられる「長期総合計画」を策定しています。

各分野で活躍する町民の代表や公募で参画されている方々からなるまちづくり審議会と、役場職
員のプロジェクトチームでつくる専門部会が並行して開催されているところです。

そのなかで中心的なテーマは、『生命(健康)と安全を守る』と『町の人口減少対策』とさせていただ
きました。

どちらも私が町政スローガンとして掲げております『認めあい、支えあい、活かしあう、一歩先行く元
気なまちに』につながる視点と受け止めています。

これからの新しい地域づくりのなかには、民間の持つエネルギーやマネジメント力を取り入れなが
ら情報の発信力にも磨きをかけて、町全体の活力を高めていくことが重要と考えています。

また、多様な社会環境の変化が待ち受ける時代にあって、目前の課題解決に追われるだけでは町
政の発展は望めないと感じています。

地方創生の理念につなげるためにも、町の垣根を下げ広域連携を図りながら、本町の特性である
中心性・拠点性・利便性をとことん活かし未来を描き続けることが大切であり、このことによって5年
先10年先、いやもっと先の展望をも切り開くことができると信じています。

今年度は、大きな交付金事業(一目千本桜ブランド化事業・中央公民館複合化事業)なども交付決
定され、先の6月議会では満場一致の議決をいただきました。

年度内での事業展開を図るなかで、町民の皆さまにも身近な施設のリニューアルなどを通して、町
政の進展を実感していただける機会になることを願っているところです。

                                               2017年6月20日

【町長コラムより】広報おおがわら平成29年8月号「さくら並木」)

~人口減少対策と地域連携の推進~

仙南地域の人口減少が予測以上の速さで進んでいます。

国立社会保障・人口問題研究所は自治体の将来人口を推計していますが、この予測は政治や経
済の予測と比べて著しく精度が高いと言われています。

しかし、仙南地域の人口はこの予測を大きく超えて減少し続けているのです。

2010年の国勢調査では、総人口は18万3679人でしたが、この5年後には17万7238人となり、今年
の7月では17万4795人と8884人も減少しています。

いよいよ白石市は3万5千人を、角田市は3万人を割り込みました。

そして、高齢化と言われながら高齢者の数すら減少している自治体が増えています。

また、出産適齢期の若年女性(20~39歳)の人口も著しく減少し、少子化にも拍車がかかっていま
す。

高齢者の減少は、地方経済の最大のキャッシュフローである年金の受給者の減少であり、少子化
は働いて納税と消費をする生産年齢人口(15~64歳)の将来にわたる減少につながることを意味
する大きな課題です。

この結果として、社会保障をはじめ経済全般に負のインパクトをもたらす極めて深刻な事態を招い
ているのです。

かくして、岩手県知事や総務大臣を務めた増田寛也氏の言う『地方消滅』が現実の問題として危惧
されることになったのです。

そこで、人口減少に歯止めをかける方策として登場したのが地方創生であり、合わせて少子化対
策と国の社会保障改革(年金・医療・介護)への対応であったと理解しています。

地方創生も早3年目を迎え、各自治体が5年計画として策定した『まち・ひと・しごと創生総合戦略』
などの成果が今まさに問われ始めていると受け止めているところです。

本町では今年度の事業として、まちの中心部に位置する中央公民館を複合化しにぎわい創出の拠
点とする施設整備事業と柴田町との連携による白石川堤一目千本桜ブランド化事業(復興対策交
付金事業)を進めています。

また、地方創生や復興対策に関連するほかの事業においても、自治体同志が連携し一体的な取り
組みとなるよう進められています。

今後も地域の活性化や共通した課題の解決に向けて、財政面からみても地域連携の重要性は一
層高まるものと考えています。

例えば、自治体間で重複した利用者が見込まれる施設整備の在り方や、イノシシ駆除等の環境政
策で周辺地域からの影響が避けられないものなどについては、あらかじめ広域連携や自治体間連
携を想定するべきです。

また、企業誘致や創業支援等のネットワーク形成についても広域的な研究や協議が重要となってく
るはずです。

一方、地域医療の抱える課題などについても、将来の二次医療圏内での再編・ネットワーク化の議
論と合わせ、場合によっては民間病院も含めた広域的な視点と新たな理解が求められるようなもの
も数多く生まれてきているのです。

人口減少社会への対応のキーワードは、間違いなく地域連携事業の推進にかかっていると認識す
るところです。  

                                               2017年7月20日

【町長コラムより】広報おおがわら平成29年9月号「さくら並木」)

ふるさとの夏祭り ~心の豊かさ、そして純情(すなお)な心~

この夏は記憶にないほどの雨と低温の日が続き、稲作を始め農作物への影響が懸念されるところ
です。

そんな悪天候にも関わらず、町内各地で数多くの夏祭りが開催されました。残念なことに中止を余
儀なくされた地区行事もあって、寂しい思いをされたかたも多かったものと受け止めています。

そんななか、仏教会の「み魂祭り流燈会」が開催されましたが、その案内状に~日本社会本来の心
の豊かさを取り戻すために~とありました。

ご先祖に手を合わせ感謝の念を持って純情な心に立ち返るとき、生きているというよりは生命のつ
ながりによって生かされているのです、と教えをいただきました。

各地で実施される盆踊りは、先祖の霊を迎え送るための念仏踊りとして始まった宗教行事ですが、
現在は誰もが参加でき先祖への思いを馳せ供養するための踊りとなっています。

子どもたちにとっては、今年も夏休みの大きなイベントだったに違いありません。心の豊かさの実感
は確かめようがありませんが、地域交流という地区の目標は充分達成されたものと感じています。

区長さんや役員の皆さんの使命感に支えられている姿には、心から感謝の気持ちでいっぱいです。

親から子へ、祖父母から孫へと伝え続けていく意味は大きく、家族の絆の確認や先祖を敬う純情な
心を育む大切な機会となったことでしょう。

本町もいよいよ人口が減少し少子高齢社会を迎え、さらに認知症のかたの増加や核家族化・孤立
化にも拍車がかかり、生活の質や生命の尊厳が危ぶまれる現実も生まれています。

地区によっては、伝統行事の開催も困難になりつつある状況も見受けられます。

しかし、そんな時代だからこそ、ふるさとの夏祭りに大いに参加し心の豊かさを感じとってほしいと
思うのです。

ここに、これからの社会に最も重要となる、支えあいや助けあいの仕組みづくりのヒントが隠されて
いるように感じられてなりません。

人は皆、楽しく暮らしたい、幸福に生きたい、と願っていますが、そう簡単なことではないようです。

「万人幸福の栞」のなかで丸山敏雄先生は、皆が幸福にたどりつく道を次のように示しています。

「明朗(ほがらか)、愛和(なかよく)、喜働(喜んで働く)の3つであり、今一歩進めてみると、純情(す
なお)の1つになります。

ふんわりとやわらかで、何のこだわりも不足もなく、澄みきった張りきった心、これを持ち続けること
であります。」と書いています。

心の豊かさの実感と純情な心は、何か相通じるものがあると思えてならない今年の夏でした。

                                                  2017年8月21日

【町長コラムより】広報おおがわら平成29年10月号「さくら並木」)

~これからの地域医療と仙南夜間初期急患センターの役割~

地域医療の現状が抱える課題は、一層深刻なものとなっていると感じています。

県は、『県民の医療に対する安心と信頼を確保し、良質な医療が適切に提供される医療体制の整
備を確保する』ことを理念とし、第7次地域医療計画の策定作業を進めています。

また、本町でも第6次長期総合計画を策定するなかで、『生命(いのち)と安全を守る』ことを政策の柱の一つ
に掲げ活発な議論がなされている最中です。
 
仙南2次医療圏(仙南2市7町)における最大の課題は、今後の『みやぎ県南中核病院』と『公立刈
田綜合病院』の再編・ネットワーク化への対応と、医師と看護師や薬剤師等のコメディカルスタッフ
の確保であろうと認識するところです。

刈田病院は、大幅に医師数が減少し産婦人科医師もゼロとなり、医療機能の減少が気がかりでな
りません。

中核病院もまた、夜間勤務の看護師や病棟業務をこなす薬剤師等の確保が困難となり、一般病床
の一部閉鎖を余儀なくされている状況です。

早い段階での中核・刈田病院のさらなる医療機能の分化と集約化が実現し、なお一層の連携強化
が図られることが求められています。

そのための議論の場づくりが急がれるところですが、この度の中核病院企業長への下瀬川先生(東
北大学元副学長)の就任は、本当に心強い限りです。

今後は、両病院長と企業長に構成市町の首長、さらに県と東北大学等のお力添えもいただいて、よ
り具体的で現実的な改革プランが生まれることを願って止まないところです。

さて、本題の『仙南夜間初期急患センター』の果たす役割ですが、重症患者を対象とする救急医療
を担う中核・刈田両院の初期救急にかかる負担の軽減を図ることが最大の目的でした。

9月から、この役割をさらに拡大することを目標として、診療対象者を中学生以上と変更することが
決定されたものです。

白石・角田・柴田・の地元医師会と仙南薬剤師会の暖かいご理解とご協力には本当に頭の下がる
思いです。

『広報おおがわら・おしらせばん』の9月1日号のトップ記事として、この診療対象者の拡大をお知ら
せさせていただきましたが、ぜひもう一度その詳細についてのご確認をお願いいたします。

急な熱や腹痛など体の具合が悪いと感じたときなどに、医療機関が診療時間外となる平日夜間に
診療を行っております。

また、大きな病院(200床以上)では選定療養費や時間外加算がかかりますが、当センターの利用
につきましては請求されることはありません。

中核病院敷地内に開院した当センターの果たす役割は決して小さなものではなく、仙南2市7町が
初めて一緒に取り組んだ大切な一歩であると理解しているところです。

住民の皆さんの意識の高まりが、地域医療を守り抜く大きな力となることを信じて、たゆまぬ努力を
する覚悟をしたところです。

                                                  2017年9月15日

【町長コラムより】広報おおがわら平成29年11月号「さくら並木」)

子育て支援や教育の充実に向けて ~絵本と学びのへやの復活~

9月末日の人口が2万3660人となり、今年度に入ってからは増加傾向にあることをご存知でしょうか。

残念ながら亡くなるかたは年々増え続け自然減の状況ではありますが、流入人口が増えて社会増
となりこれが寄与する結果となっています。

町内を見てもわかるとおり住宅の着工件数も多く、子どもの出生率は仙台市とほとんど変わらない
水準を維持しています。

まだ短時間の推移ではありますが、今後継続的な移住定住につながってくれることを期待しながら
注視しているところです。

本町は仙南の中心に位置し、交通・医療・商業などの快適な住環境を有し、白石川や一目千本桜
といった自然環境にも恵まれ、また東日本大震災でも大きな被害にみまわれなかった災害に強いま
ちでもあります。

そして、さらに大切な特徴は子育て支援や教育の充実にしっかり取り組んでいることがあげられます。

18歳までの子ども医療費の無料化(所得制限なし)や、教育環境整備に対する町独自の人的支援
のほか、少人数学級編成や教員用タブレットの導入など先駆的な取り組みがなされています。

教育現場の努力とも相まって、小学校の学力においては県内トップクラスを維持しています。

また、子育て支援の拠点施設も充実が図られており、子育て支援センターや放課後児童クラブなど
を併設した世代交流いきいきプラザでは、新たに『ファミリーサポート事業』(地域で子育てを支え合う
会員制のサービス)も10月からスタートしたところです。

そして、駅前のオーガの1階には『心のケアハウス』がありますが、2階のエリアには駅前図書館の分
館として『絵本と学びのへや』がリニューアルオープンすることとなりました。

様々に工夫がなされた絵本コーナーには、ミニシアターや星空散歩のプラネタリウムが備えられてい
ます。

また、町民の皆さまのご要望の多かった防音の施された自習室が36席設置されています。

絵本のへやの復活は、私の掲げた公約の一つでもあり、親子同士のふれあいや優しい町民性に支
えられた絵本の読み聞かせなどのボランティア活動への期待も膨らんでいます。

近隣では例のない一見に値する取り組みですので、ぜひ一度足を運んでいただければ幸いです。

『絵本と学びのへや』のリニューアルオープンは、単に復活したということだけではなく、本町の持つ
特徴が象徴的に表現されたものと受け止めています。

活発な活用がなされることを心から期待するとともに、子育て支援や教育のブランド化に向けて更な
る努力を続けてまいる所存です。

                                                 2017年10月18日

【町長コラムより】広報おおがわら平成29年11月号「さくら並木」)

子育て支援や教育の充実に向けて ~絵本と学びのへやの復活~

9月末日の人口が2万3660人となり、今年度に入ってからは増加傾向にあることをご存知でしょうか。

残念ながら亡くなるかたは年々増え続け自然減の状況ではありますが、流入人口が増えて社会増
となりこれが寄与する結果となっています。

町内を見てもわかるとおり住宅の着工件数も多く、子どもの出生率は仙台市とほとんど変わらない
水準を維持しています。まだ短時間の推移ではありますが、今後継続的な移住定住につながってく
れることを期待しながら注視しているところです。

本町は仙南の中心に位置し、交通・医療・商業などの快適な住環境を有し、白石川や一目千本桜と
いった自然環境にも恵まれ、また東日本大震災でも大きな被害にみまわれなかった災害に強いまち
でもあります。

そして、さらに大切な特徴は子育て支援や教育の充実にしっかり取り組んでいることがあげられます。

18歳までの子ども医療費の無料化(所得制限なし)や、教育環境整備に対する町独自の人的支援の
ほか、少人数学級編成や教員用タブレットの導入など先駆的な取り組みがなされています。

教育現場の努力とも相まって、小学校の学力においては県内トップクラスを維持しています。

また、子育て支援の拠点施設も充実が図られており、子育て支援センターや放課後児童クラブなど
を併設した世代交流いきいきプラザでは、新たに『ファミリーサポート事業』(地域で子育てを支え合
う会員制のサービス)も10月からスタートしたところです。

そして、駅前のオーガの1階には『心のケアハウス』がありますが、2階のエリアには駅前図書館の
分館として『絵本と学びのへや』がリニューアルオープンすることとなりました。

様々に工夫がなされた絵本コーナーには、ミニシアターや星空散歩のプラネタリウムが備えられて
います。

また、町民の皆さまのご要望の多かった防音の施された自習室が36席設置されています。

絵本のへやの復活は、私の掲げた公約の一つでもあり、親子同士のふれあいや優しい町民性に支
えられた絵本の読み聞かせなどのボランティア活動への期待も膨らんでいます。

近隣では例のない一見に値する取り組みですので、ぜひ一度足を運んでいただければ幸いです。

『絵本と学びのへや』のリニューアルオープンは、単に復活したということだけではなく、本町の持つ
特徴が象徴的に表現されたものと受け止めています。

活発な活用がなされることを心から期待するとともに、子育て支援や教育のブランド化に向けて更な
る努力を続けてまいる所存です。

                                                 2017年10月18日

【町長コラムより】広報おおがわら平成29年12月号「さくら並木」)

地区別懇談会を終えて ~『地域の10年先の話』しませんか~

先ず、この度の職員の起こした不祥事(傷害容疑)につきましては誠に遺憾であり、町民の皆さまに
は心よりお詫び申し上げます。

公僕としての自覚と倫理意識の徹底を促し、再発防止を強く求めたところです。

さて、現在町では平成31年度からの長期総合計画および国土利用計画の策定を進めています。

計画策定にあたり、住民の意見を広く計画に反映させるために、町内を5地区に分けて懇談会(11
月8日~14日)を開催しました。

今回は、各地区ごとに関わりや関心の高いテーマを設定し、さらに町での方針が決定されていない
悩ましい問題も取り上げて実施した結果、これまで以上に活発なものとなりました。

また、『地域のこの先10年の話』しませんかという問いかけが、町側からの一方的な説明や住民の
要望を単に受け付けるものではないという理解に繋がったと受け止めております。

何れにしろ、率直な意見をたくさんいただくことになり感謝に絶えない次第です。

町民の皆さまと一緒に考え、未来に繋がるまちづくりに向けて共に行動するための出発点として、
この成果をしっかり将来に活かしてまいる所存です。

紙面の都合上、一つ一つ具体的に取り上げることはできませんが総括的にまとめてみたいと思い
ます。

やはり、一目千本桜の保護と活用や白石川右岸河川敷活用のテーマでは、町民の皆さまの潜在的
な思いや期待感を強く感じさせていただきました。

今後とも、広域連携による賑わいの創出や一体感のある交流の拡大に繋げながら、地方創生や観
光復興事業の成功事例となるよう足早な展開が求められていると認識したところです。

また、将来の公共施設の在り方や行政区の見直し、さらに求められる子育て支援策等についても数
多くの意見をいただきました。

10年先の学校の姿や集会所等の老朽化した施設の抱える課題についても忌憚のない発言が続き、
結論を導くことに繋がるような熱い思いを語っていただいたことが印象的でした。

その他にも人口減少地域を取り巻く課題と、農業や商業の活性化等産業振興への提言やご不満、
さらには中央公民館リニューアル後の活用アイデア等についても提案がありました。

最後に、本町の要介護認定率が低いことを中心とした高齢者への支援策では、かかりつけ医が充
実し本町の高齢者の健康意識が極めて高いことなどに理解が広がりました。

一方、地域包括ケアシステムの真の実現に向けて、専門的なサービスと共に地域で多様に支え合
う仕組みをどう実現させていくか、が重要な課題であることが浮き彫りとなりました。

本当に実りの多かった地区懇談会に心より感謝申し上げます。

職員と共に、『役場は誰のためにあって、何の目的で仕事をするのか』を正しく理解し、住民主権の
まちづくりに邁進してまいります。

                                                2017年11月20日

【新年のご挨拶】

期待に応える一年に ~スーパータウン大河原の果す役割~

新年あけましておめでとうございます。皆さまにはご家族お揃いで、穏やかな初春をお迎えのことと
お慶び申し上げます。

さて、昨年の漢字は「北」ということでしたが、国際社会全体が北朝鮮の脅威に対応した1年でした。

また、トランプ米大統領の公約や言動に翻弄された年でもあったと感じているところです。

国内では文科省を取り巻く「森友・加計」問題や、都議選での都民ファーストの躍進と一転して、解散
総選挙での自民党の勝利が印象的でした。

また、北九州北部豪雨などの自然災害が多発したことや、大企業の相次ぐコンプライアンスが問わ
れる事態と、日馬富士の暴行・引退事件など残念な出来事も多かったと受け止めています。

本町にとっては、地方創生につながる新規事業も動き出し、広域連携と本町の持つ特徴らしさを活
かす取り組みが実施されました。

具体的には、新たな人の流れや賑わい創出のための中央公民館複合化リニューアル事業も始まり、
柴田町との連携による一目千本桜ブランド化事業も2年目の本格的な取り組みとなりました。

懸案だった給食センター建設事業へも着手の運びとなり、「絵本と学びのへや」の復活は予想を越え
る反響と期待を呼び込むホットなニュースとなりました。

ソフト面での取り組みとしては、高齢者の高い健康意識をアピールしながら、助け合いや支え合いの
仕組みづくりに向けて地域包括ケア体制の整備に努めてきました。

また、保育環境の改善策として民間施設への支援を強化してきたところです。

さらに、教育のブランド化に向けた積極的な投資や、桜の木の保護や延命化対策を通して桜を誇り
に思う住民意識の醸成にも力を注いでまいりました。

そして今年は、いよいよこれらの事業の進展状況を町民の皆さまの目に見える形で、実現を図って
いく年となるはずです。

10年先の本町を見据えた「第6次長期総合計画」のなかでは、①住民自治・住民主権生命(いのち)と安全を
守る。③大河原町らしい人口減少への挑戦。を掲げ、先進の地域づくりによる本町らしい活力に満
ちたまちづくりを進めてまいります。

広域的な取り組みでは、地域医療が求める大きな役割を担うために、中核・刈田のさらなる医療機
能の分化と集約化を図りながら、将来の再編・ネットワーク化に向けた議論を本格的に進めてまい
る所存です。

さらに、白石川河川敷活用計画の事業としての熟度が高まるなかで、自転車活用推進法や地方創
生関連事業との相乗効果も大いに期待されることとなり、この事業が広域的な観光施策にプラス要
素となる可能性が広がっています。

仙南の真ん中にあって、その中心性・拠点性・利便性を広域連携のステージでこそ活かしながら、
スーパータウン大河原としての高いポテンシャルを存分に発揮することが求められていると考えて
います。

本町が担うこの広域的な役割をご理解いただき、町民の皆さまの大きな後押しを切にお願い申し上
げる次第です。

結びに、皆さまのご健勝とご多幸を祈念いたしますと共に、本町にとりましても期待に応える希望に
満ちた1年となることを願って、新年のご挨拶とさせていただきます。

                                                2018年1月1日